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普段何気なくイメージしている「秋葉原」。
でも、具体的にどこからどこまでが「秋葉原」エリアなのか?
それははっきりと決まっていません。
ということで、独自の調査方法で
「秋葉原」エリアの範囲と境界線をあきらかにします!
今回は最終回!秋葉原圏とアキバ文化圏について分析します!
「秋葉原エリア」はお店のゴリ押し!?
細田貴洋
あらためて今回の調査結果「秋葉原エリア」
今回の調査では
「お店側の認識=お客の認識」という前提でやりましたが、
どうやら秋葉原エリアの中心である秋葉原駅から
かなり遠いところまで秋葉原エリアが広がっていました。
これは「お店側の認識」が必ずしも「お客の認識」と合致しておらず
お店側が「ここは秋葉原エリアだ!」という一種のゴリ押しをしていることにより
秋葉原エリアがかなり広がっていったと思われます。
細田貴洋
という意見もあると思いますが、
地図上ではそこに「秋葉原」と名乗っているお店や建物があるので、
そこには少なくとも「ここは秋葉原だよね」という認識が存在しているということになります。
秋葉原圏とアキバ文化圏
細田貴洋
記事について、こんなツイートがありました。
秋葉原圏とアキバ文化圏があるとか言い出して話ややこしくしたい。肉の万世・神田明神は秋葉原圏外でアキバ文化圏内
@tobichan9さん Twitterより引用
つまり
秋葉原圏 | 地名や地理的に秋葉原といえるエリア |
アキバ文化圏 | 秋葉原に関する文化(アキバ文化)が浸透しているエリア |
と言えるでしょう。
そう考えると、今回は含まれませんでしたが、
文化的にいえば神田明神もアキバ文化圏なのかもしれません。
細田貴洋
アニメ「ラブライブ」にも出てくるし、コラボグッズ出してるから、アキバ文化圏ですね~。
しかし、そこまでいくと客観的に調べるのは難しく、
それこそ人それぞれの秋葉原エリアになってしまいます。
今回の調査結果は地図の情報から客観的にわかる「秋葉原圏」ということで、
人々のイメージにある秋葉原エリアを地図上にあらわすのは、これが限界なのかもしれません。
秋葉原は「せかいでいちばんへんなまち」
細田貴洋
予想以上に秋葉原エリアが広がっていましたが、
このような地名の広がりは「秋葉原」という地名のブランド力に他なりません。
近年はアニメやゲームといったジャパニーズカルチャーの世界的な広がりで
「秋葉原」は世界的にも有名になっています。
もし「秋葉原」が何もない普通の街だったら、
「秋葉原」という地名をつけよう!というお店は増えなかったでしょうし、
ここまで秋葉原エリアは広がらなかったでしょう。
秋葉原エリアの広がりは秋葉原の魅力度もあらわしているといえます。
こんなに拡大した秋葉原は、まさしく「せかいでいちばんへんなまち」だと思います。
おわり
この記事を書いた人
細田貴洋
地理・地図に詳しい【地理・地図ライター】。大学で地理学(都市地理学)を学んだあとライターとしての活動をスタート。FM NACK5にも出演。地理がテーマの個人ブログ「芸術地理学通信」、地理ネタ専門YouTubeチャンネル「細田貴洋の地理ちゅーぶ」も運営中。詳しくは「細田貴洋 地理」で検索!
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